大甕倭文神社の宿魂石
大甕倭文神社伝説のかかせおの木彫り
大甕倭文神社の古宮
大甕倭文神社の巨石
大甕倭文神社
大甕倭文神社

 大甕倭文神社は太平洋を見下ろす石名坂にあります。
祭神、健葉槌命(たけはつちのみこと)が武功に優れていたことをしめす神社です。
それ故に現在の位置に広い土地と立派な社殿を持ったもので(光圀公の時) 
本来は質素な社殿か祠であったようです。

 この倭文神社には、鹿島の神と香取の神が常陸を平定しょうとしたが、
石名坂を支配していた悪神「かかせお」が抵抗。しどりの神が加勢し退治できたと言う伝説があります。
(日本書記)交通の要所であったという土地の立地条件等考えると 
確かにそのようなドラマが展開したに違いないと思えてきます。

 大甕倭文神社の山の下には織と武の両方で古代活躍した倭文部の住まいもあったのでしょう。
・・・でも実際にこの近辺を歩くと、織をするなら静神社周辺のほうがふさわしいかな。

 現在の社殿より少し上の藪の中に小さな祠があります。
昔の宮跡(奥の宮)と聞きましたが里には普段お参りする里の宮があったのかしら?

大甕倭文神社の神主さんの話では ここら一帯は昔、湧き水があちこちにあったということでした。

今の神社から20分程海岸のほうへ下ると 風土記に「清らかな泉があり、村人が集まりたのしむ」と書かれた蜜筑の里があります。

この大甕山の東端には防人になった倭文部の可良麻呂の住まいがあったそうです。
次は、長幡部神社へ行ってみよう

境内には巨石が沢山。まるでロッククライミング

本殿

宿魂石

かかせおの伝説が彫られて

古宮の跡

  
古代織の部屋ゆう