原始機の作り方 機こしらえ

B

棒A

原始機のセット完了

棒A

杼に巻いた緯糸

刀杼

中筒

綜絖

原始機を織る

整経した経糸を棒A、棒Bに通す。

原始機1に筬を加えました。
幅がしっかり確保できて織り易くなります
打ち込みを強くする時は刀ひを使ったりもします。

番外編 板そうこう(リード)で簡易原始機を楽しむ

こんな腰機を作りました。

棒A

棒A"

原始機の糸の始末
整経した経糸

棒B

実際に織っているところ。綜絖の前に刀じょを
立てて開口を確保しています
簡単な卓上織り機についている筬とそうこうを兼ねた板を使っても織れます。
板と板の間に経糸を1本、板の真ん中の穴に糸を1本入れた板そうこうを上げたり、下げたりすることで、開口が得られます。但し1cm4本または5羽本のリードが
一般的。また一般的な原始機のように糸の輪は使えず
経糸を切って リードに入れます。
原始機3の機ごしらえ
原始機に筬が加えて織機としての機能が高まります。
筬のない原始機では縦密度の高い真田紐や帯状のものは織りやすいのですが
縦横の密度があまり変わらない布を織るのは 幅が定まらず難しいものです。
そこに筬が入ると織幅が一定になり、いろいろな布を織ることが可能になります。

筬を使用する際は整経後、綾棒から2本ずつ筬目に入れ数本まとめて棒Aに
ヒバリ結びで結わえると楽です。棒Aの方には経糸が輪になるよう、
また筬通しなどの作業の際は中筒の上あたりから棒Aまでの経糸が
ピンと張った状態にしておくことが大事です。

基本的な機こしらえに筬を加える

2 糸綜絖をかける

棒A"に全部掛け終わったところ。
棒Bの方は全部一緒にヒバリ結びで結わえてもいい。
綾紐の上側に中筒(棒C)を入れる。
棒Cは落ちないように紐をつける。

こんな腰機を作りました。
次、原始機の織り方
古代織の部屋ゆう
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棒C、(中筒)

棒A"

原始機の機かけ

綾に紐を通しておく

筬を入れる場所

棒Aに腰当のベルト、
棒Bには柱等に結びつける紐をつける。

綾紐(綾棒)の下側の経糸(中筒の下の糸)に
1本ずつ糸のそうこうをつける。

経糸が動かないように 棒Aの糸を数本ずつ別の棒A"に上のように結びつける。

棒B

棒A

原始機のセット完了

綾に綾棒を入れる。経糸の両端に棒をいれる。棒Bの糸は作業しやすいようにヒバリ結ぶ

原始機は身軽でいいのですが柱等がない時困ります。
そんな時この台は重宝します。下と上の木がばらせるので、
場所も取らず、持ち運びも楽です。夫の作。
夫の作った腰機

綜絖

中筒

一番基本的な原始機1の出来上がり

棒A

卓上織り機の筬

3 腰当や紐等等を棒A,棒Bに付ける

原始機の糸そうこう