山田の里

風土記に川と緑豊かな自然を讃えられた山田の里
今でも静かな里の風景が広がります。
人の腕ほどもある鮎が獲れたという里川が
大地の中をゆるやかに蛇行しながら流れていきます。

山田の里と山田川

 猫淵横穴古墳

金砂郷村史によるとここには11基の横穴があり、
うち9基に壁画があるそうです。

猫が淵古墳
猫が淵古墳の壁画

   壁画の人物画

写真でははっきりしませんが、本でみた写真は
髪を振り乱したすごい形相の絵でした。
村史では被髪、裸身・・・鬼の姿か?とありました。もし鬼なら・・・河内の
石鏡にも鬼の話がでてきましたが・・・
何か鬼に関するいわれがこの周辺の土地に一般に浸透していたのでしょうか。

古墳暮から猫が淵を見る
猫が淵

古墳墓のある斜面から猫淵を見る

川沿いの道から猫淵を見る

夏の暑い日には近隣の男女が涼を求め集まり、遊んだといわれる岩門、岩手橋から10分ほど先の猫ヶ淵辺りではないかと書いてある本があったので、行ってみた。浅い流れがこの淵では深くなっており、
この淵の上の台地から淵にかけての崖に猫淵横穴古墳墓が点在する。
この古墳には壁画があると本で読んで以来ぜひ行ってみたいと思いながら、場所も分からずそのままになっていた。今回、やっと念願かなったというところである。こんなことを書いているうち、
一体なぜ猫淵っていうのか名の由来が知りたくなってきた。

上の絵と同じ古墳の絵。でも後から描いたようにも見えますし・・・。7世紀後半から横穴墓がつくられたそうです.

古代織の部屋ゆう
壁画かな?